行動変化のスキル「ヒューニング」とは何か

メソッド
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コーチングは、クライアントに気づきを与えることで、クライアント自身が能動的に変化していくことを促します。

しかし、気づきを与えるだけでは、行動レベルまでは変化しないことがあります。変化が一時的なものにとどまり、継続できずにすぐに元の行動に戻ってしまうケースです。

そこで、コーチは「ヒューニング」というスキルを使い、クライアントの行動に変化を起こすセッションを施します。この記事では、ヒューニングについて詳しくご説明いたします。

ヒューニングとは?

ヒューニングとは、催眠療法、マインドフルネス、NLPなど、人に行動変容をもたらすメソッドの総称です。ヒューニングは、ヒューマン(人)とチューニング(調律する)という言葉を掛け合わせた造語で、「本人が望む状態」に「調律」させるという意味をもちます。

多くの天才たちが開発した「潜在意識を変化させる技術」を『ヒューニング』という名称で定義しました!

コーチングとヒューニングの違い

コーチングの目的は、クライアントとセッション(会話)をしながら、夢や目標を明確にし、その実現のためには「どのような行動をとれば良いか」などという気づきを与えることです。そして、クライアントが能動的に行動できるようにサポートします。

コーチングでは、「気づきを与えることがメイン」になります。気づきを与えることで、クライアントの行動変化に影響を及ぼすようにするのがコーチングです。

しかし、実際のところ、気づきを得ただけでは、その後の行動にまでは変化を及ぼさないケースも少なくありません。この問題を解決するのがヒューニングなのです。

ヒューニングの主な目的は、「行動変容」です。クライアントの「行動を変化させることがメイン」になります。ヒューニングのアプローチは、行動の“元”を変えていくことです。潜在意識の中にある「行動を決定づけているプログラム(以後、行動プログラム)」そのものを変えるのが主な目的となります。

違いを整理すると、
・コーチングでは「気づきを与えることがメイン」で、
・ヒューニングでは「行動を変化させることがメイン」
となり、セッションにおけるメインの目的が違います。

コーチング・セッションで、夢や目標、その実現のためにとるべき行動に気づいたら、ヒューニング・セッションで、望ましい行動がとれるような状態にクライアントを変化させる。この2段階ステップを取ることで、行動変容の確実性&継続性が飛躍的に向上するのです。

ヒューニングは、自分自身に使うこともできます。自ら望む変化を手にすることで、あなた自身の目標も達成することができます!

ヒューニングの特徴

ヒューニングとは「行動変容」を促すメソッドといえますが、一般的に、行動を変化させそれを習慣づけるにはかなりの労力と強い意識が必要で、習慣化させるまでに時間もかかります。なので、途中で挫折することも多々あります。

たとえば、ダイエットするとき、最初は頑張っていても、だんだん食べることを我慢したり、運動したりすることが辛くなってきます。その結果、元の悪習慣に戻ってしまうというのは、よくあるケースです。この「『しなければならない』といった行動変容」では、行動を変えるのが難しい現実があります。

それに対し、「ヒューニングによる行動変容」の特徴は、無理なく自然に行動が変化するところにあります。人のすべての行動には、その行動をとっている行動プログラム(原因)があります。

「ケーキが好きで好きでしょうがない」人が、ダイエットをするとき、この人の行動プログラムは『ケーキが大好き』です。ダイエットするための望ましい行動は、『ケーキを食べない』ことです。意識では、食べてはいけないと思っていても、行動プログラムは『ケーキが大好き』なので、ダイエット成功のための『ケーキを食べない』という行動を継続することが難しくなります。

つまり、行動プログラムがそのままで、意識だけで行動を変えようとすると、心にジレンマとストレスが発生します。ですが、ヒューニングは行動プログラムへ直接的に働きかけて変化を促します。だから、無理なくスムーズに行動が変化していきます。

さらに、ヒューニングは根本の行動プログラムを変化させるので、すぐに元の行動に戻ってしまうということはありません。新しい行動の継続性が期待できるのです。

そして、もう一つ、ヒューニングには大きな特徴があります。それは、「セッション直後には行動の変化が実感できる」ところです。つまり、即時効果が期待できます。ヒューニング・セッションによって、行動プログラム自体が変化していますので、セッション直後には「新しい行動プログラムに基づいた望ましい行動」へとすぐに変化します。

「ヒューニングの最大の特徴は、行動変容に伴う「強いストレスが発生しない点」、そして「効果に即効性がある点」です。クライアントをスムーズに望む状態へと導くことができます!

ヒューニング・セッション

コーチが行うセッション全体の流れは、「コーチングで気づき」を促し、「ヒューニングで行動を変化させる」という手順です。

コーチングスキルを使い、まずはクライアントの夢や目標、望む状態を明らかにします。そして、現在望む状態に至っていない原因を突き止め、目標実現のため変化させるべき行動や根底の価値観を、クライアントの内面から特定します。

ヒューニングのステップ

  1. 変化すべき行動を特定する
  2. 適切なメソッドを選定する
  3. セッションにてメソッドを実行する
  4. 効果を確認する
[ステップ-1]
変化すべき行動を特定する
まずは、コーチング・セッションを実施します。夢や目標を明確にし、その実現のためには、どのような行動をとれば良いか、変えたい行動は何かを明確にしていきます。
[ステップ-2]
適切なメソッドを選定する
ヒューニングのメソッドは数多くあります。クライアントの状態やニーズに合わせて実施するメソッドを適切に選定します。
  • 「恐怖心」を取り除くメソッド
  • 「怒りの感情」を小さくするメソッド
  • 「好き」を「嫌い」に変えるメソッド
  • 「自己イメージ」を書き換えるメソッド
  • 「習慣」を変えるメソッド
など、原因に合わせて、複数の体系だったメソッドがあります。そのメソッドを使い、セッションを行うことでクライアントの行動変容を実現します。
[ステップ-3]
セッションにてメソッドを実施する
メソッドの効果を高めるために行う準備フェーズのセッションを経た後、メインフェーズに入ります。クライアントとセッションには相性がありますので、メソッドの選定時に見極めておく必要があります。実施中もクライアントに効いているかという観察に注意をはらいます。
[ステップ-4]
効果を確認する
セッション直後と後日、クライアントにヒアリングを行って効果を確認します。望ましい行動をとる自分がイメージできるか、以前と同じ行動をとる可能性はありそうか、新しい行動プログラムや自己イメージがどのくらい定着したと感じるかなど、クライアントの現状をチェックし、効果を測定します。

稼げるコーチは、ヒューニングを使う

コーチングで、クライアントに気づきを与えるだけでは、プロコーチとして稼ぐことは難しいといえます。クライアントが求めている成果を実現させるには、クライアントの行動変容まで、寄り添って解決しなければなりません。

コーチングで、目標達成につながる望ましい行動に気づいても、実際に行動を変えてそれを習慣づけるのは簡単なことではありません。「必要な行動には気づきはしたが、実行が伴わずに成果につながらない……」、実際にはこういうケースがほとんどです。

そこで、ヒューニングを使ってスムーズな行動変容を促します。その結果、クライアントは、出世したり、年収が上がったり、自身の望む成果を手にします。そうすると、さらに高い成果を求めて「コーチとのセッション」を継続しようとします。それがリピート契約となり、コーチの収入の安定化へと繋がります。

稼げるコーチとして活躍するには、クライアントの目標を実現させるための「行動変容まで支援する」ことが必要なのです。

「コーチングで気づき、ヒューニングで変わる」これがヒューロラボのコンセプトです!